円隆寺は、舞鶴市引土に鎮座する真言宗のお寺です。
通称”本堂さん”とも呼ばれています。
敷地内には四季折々の花が咲き、関西花の寺第3番でもあります。
円隆寺
JR舞鶴線西舞鶴駅から徒歩9分!
奈良時代に創建し、重要文化財を多数所蔵している歴史ある寺院。
また、敷地内から愛宕山山頂へ散策することができます。
円隆寺本堂には、総門をくぐって向かいます。
こちらの総門は脇間の前後に、四天王像を安置する珍しい形式となっています。
山裾に佇む荘厳なお堂です。
同じ敷地内には、出世稲荷神社、観音堂、聖徳太子堂、鎮守堂、粟嶋堂があります。
本堂の右後ろには滝不動があります。
本堂の左手にある多宝塔です。
多宝塔の亀腹と呼ばれる部分が、瓦で鱗のように葺かれています。
敷地内には四季折々の花が咲き、私が伺った際には紫陽花や青もみじが美しかったです。
円隆寺の由緒・歴史
・奈良時代(720年頃):行基(ぎょうき)が創建と伝わる
・長徳年間(995~999年):皇慶(こうけい)上人が中興したと伝わる
・1595年:大雨による山崩れによりお堂の大半が破損
・1732年:大火で多くのお堂が焼失
・江戸中期:現在のお堂の再建
円隆寺のご本尊とご利益
・阿弥陀如来
・薬師如来
・釈迦如来
ご利益・御功徳は下記のことがよく言われています。
・苦難除去、健康長寿
・病気治癒、安産祈願
・子育て祈願
円隆寺の文化財について
・阿弥陀如来坐像:国指定重要文化財
・薬師如来坐像:国指定重要文化財
・釈迦如来坐像:国指定重要文化財
・不動明王立像:国指定重要文化財
・毘沙門天立像:国指定重要文化財
・円隆寺本堂:京都府指定文化財
・多宝塔:京都府指定文化財
・鐘楼:京都府指定文化財
・鎮守堂:京都府指定文化財
・総門:京都府指定文化財
・不動明王二童子像:舞鶴市指定文化財
・薬師如来坐像:舞鶴市指定文化財
円隆寺の拝観について
拝観料は特に徴収しておられず、自由に拝観できます。
詳細情報
【スポット名】円隆寺(えんりゅうじ)
【住所】〒624-0841
京都府舞鶴市引土72
【ご本尊】阿弥陀如来
薬師如来
釈迦如来
【宗派】真言宗御室派
【山号】慈恵山(じけいさん)
【創建】奈良時代(720年頃)
【駐車場】あり
【電話番号】0773-75-1193
グーグルマップの情報をもとにしています。お休みの日などが変更になることもあるので、気になる方は電話してからお伺いされるといいと思います。
2024年6月現在の情報です。