笠水神社は、舞鶴市公文名に鎮座する神社です。
丹後一円で勢力を誇った海浜族の海部 直(あまべのあたい)の祖神と言われ古代から祀られ、漁師や船乗りから信仰を集めてきたと伝わります。
笠水神社
JR舞鶴線西舞鶴駅から車で4分!
明治2年(1869年)の廃藩置県の際、新行政区の藩名として「舞鶴」と共に「笠水」も候補に挙がったほど、丹後田辺藩の信仰が厚く、藩を代表する神社であった歴史を持ちます。
昔は池内川、真倉川、高野川が当地の辺りで合流し、すぐ近くまで海が迫っていたといいます。
そして神社の前を流れる小川を700mほどさかのぼると「真名井の清水」があり、この泉を神格化したものとも伝わります。
また丹後風土記には「笠水」に「宇介美都=うけみず」の訓がついており、「うけみず」の別名があります。
自然豊かな参道を進みます。
笠水神社には、鳥居をくぐって神前へ向かいます。
緑に囲まれ、自然光が差し込む明るい雰囲気の境内です。
心地よい風が通り木漏れ日の中に佇む笠水神社の本殿。
笠水神社の御祭神
・笠水彦神
・笠水姫神
笠水神社の由緒・歴史
・先史時代:丹後一円で勢力を誇った海浜族の海部 直(あまべのあたい)の祖神と言われ古代から祀られていたと伝わる
・室町時代(1572年):写の神名帳にこの社の名が残っている
・江戸時代(1837年):現社殿が造営されたと棟札から推測されている
・明治2年(1869年):廃藩置県の際、新行政区の藩名として「笠水」が候補に挙がる
笠水神社のご利益
・海上安全
・五穀豊穣
・商売繁盛
笠水神社の拝観について
拝観料は特に徴収しておられず、自由に拝観できます。
詳細情報
【スポット名】笠水神社(かさみずじんじゃ)
【住所】〒624-0821
京都府舞鶴市公文名83-83
グーグルマップの情報をもとにしています。お休みの日などが変更になることもあるので、気になる方は電話してからお伺いされるといいと思います。
2024年8月現在の情報です。