舞鶴市

舞鶴市にある関西でも貴重な遺跡が残る「見樹寺」

見樹寺は、舞鶴市西に鎮座する浄土宗のお寺です。

元々は室町時代に愛宕山北支城として築かれました。

馬術訓練のため馬の歩幅にあわせた石段は、関西でも貴重な遺跡です。

宮津街道への要衝として陸路・海路の重要な位置を占め、丹後田辺藩の宮津口番所がありました。

目次

見樹寺

JR舞鶴線西舞鶴駅から車で6分!

丹後田辺藩 初代藩主 京極高三が菩提寺としました。その後の歴代藩主である京極家・牧野家の菩提寺となっています。

敷地内には、忠臣蔵で知られる大石内蔵助の妻りくの曽祖父が奉納したものと伝わる石灯籠があります。

その縁から赤穂浪士の忠君を讃える意味で舞鶴では崇敬を集めたといいます。

ゆったりとした幅広い石段参道をのぼって本堂へ向かいます。

こちらは馬の歩幅にあわせた石段と言われています。

山門をくぐった先に本堂があります。

こちらの山門は馬に乗ったまま通れるように高く作られているといいます。

小高い場所に位置する歴史を感じられるお堂です。

石段の上からは西舞鶴市街が一望できます。

見樹寺の由緒・歴史

・室町時代(1460年頃):愛宕山北支城が築かれる
・江戸時代:丹後田辺藩初代藩主 京極高三が愛宕山北支城の跡地に瑞泰寺として開創し菩提寺とする
・江戸時代:丹後田辺藩主 牧野家の菩提寺となり、見樹寺と改名

見樹寺のご本尊とご利益

・阿弥陀如来

ご利益・御功徳は下記のことがよく言われています。

・苦難除去、健康長寿

見樹寺の文化財について

・石灯籠:大石内蔵助の妻りくの曽祖父が奉納

見樹寺の拝観について

拝観料は特に徴収しておられず、自由に拝観できます。

詳細情報

【スポット名】見樹寺(けんじゅじ)
【住所】〒624-0937
    京都府舞鶴市西96
【ご本尊】阿弥陀如来
【宗派】浄土宗
【山号】海岸山
【創建】江戸時代
【駐車場】あり
【電話番号】0773-75-0349

グーグルマップの情報をもとにしています。お休みの日などが変更になることもあるので、気になる方は電話してからお伺いされるといいと思います。

2024年7月現在の情報です。