中舞鶴駅跡の一部は記念公園として整備され、C58蒸気機関車が展示されています。
中舞鶴線は、1904年(明治37年)に軍港引き込み線として設置されました。
1972年の中舞鶴線廃線後、廃線跡は現在、遊歩道として整備されています。
中舞鶴駅跡
JR舞鶴線東舞鶴駅から車で9分!
中舞鶴駅跡の一部は記念公園として整備され、C58蒸気機関車が展示されています。
蒸気機関車を近くで見ることができる珍しい場所です。
国道27号線からも見えて、黒々と美しい機関車です。
こちら側の階段から機関車を身近に見ることができます。
当時の運転席の見学もできます。
地球約55周に相当する221万キロを走ったC58蒸気機関車です。
中舞鶴線
中舞鶴線は、日露戦争が勃発した1904年(明治37年)に新舞鶴駅(現・東舞鶴駅)からの海軍舞鶴鎮守府への軍港引き込み線として設置されました。
1919年(大正8年)に旅客扱いを開始し、途中に東門駅(北吸駅)、終点に設けられたのが中舞鶴駅でした。
中舞鶴線は、東舞鶴駅と中舞鶴駅を結ぶ全長3.4kmの路線でした。
また、舞鶴線からはいったんスイッチバックしないと入れない珍しい線形でした。
ちなみに、1904年に貫通した長さ110mの北吸トンネルは、舞鶴の歴史と美しさが感じられる赤レンガ造りのトンネルで、国の登録有形文化財に登録されています。
廃線跡は現在、遊歩道として整備されています。
中舞鶴線の歴史
・1904年(明治37年):軍港引き込み線として開設
・1919年(大正8年):新舞鶴~中舞鶴間が鉄道院線として開業
東門駅、中舞鶴駅開業
・1939年(昭和14年):新舞鶴駅を東舞鶴駅に改称
・1946年(昭和21年):東門駅を北吸駅に改称
・1972年(昭和47年):全線廃止
詳細情報
【スポット名】中舞鶴駅跡(中舞鶴公園)
【住所】〒625-0087
京都府舞鶴市余部下
【料金】無料
グーグルマップの情報をもとにしています。お休みの日などが変更になることもあるので、気になる方は電話してからお伺いされるといいと思います。
2024年7月現在の情報です。